忙しい方向けの練習法と科学的解説

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以前のブログで、効率よく練習するための長時間集中力持続法を書きました⬇️

1日8時間練習する集中力

 

この方法はプロ志向の方向けで一般向けではありません。
社会人の方は時間がないので無理、という方がほとんどですね💧

趣味で緩く続けたいという方も多いようです。

ではそんな方でも短期間で効率よく上手くなる方法はあるの?
という事で、あります!

ここで2名の練習パターンをあげます。
Aさん…休日の土日、1日40分練習。週に合計80分。
Bさん…毎日10分練習。週に合計70分

どちらの方が上達が早いと思いますか?
個人差は無いものとします。

 

この問題に科学的側面からアプローチし答えを導き出します😊

大学で生物学を専攻した(音大行けよ)この僕に説明させてください✋🏻

 

そもそも上達とは科学的にどのような現象かというと、脳内のニューロンが増え新しい情報の伝達回路を形成され情報処理能力が増す事です。

もっと詳しく説明したいのですが、その為にニューロンの構造を知ればさらに理解が深まります…

という訳で説明させてください!

ニューロンとは神経細胞の事で、核がある細胞体、情報の入力端子である樹状突起細胞体から伸びる細長い部分が軸索軸索の末端であるシナプスで構成されており、シナプスから神経伝達物質が放出され次のニューロン樹状突起へ情報が伝達される仕組みです。
シナプス樹状突起は直接連結されていないというのも押さえておいてください。
僕たち生物が身体を動かす時はこのような情報のやり取りが脳内で行われているという事です。

上達の説明をします。

何度も同じ動作をしていると身体が慣れてきて早く動けますよね。
それは脳内に新しい神経回路が形成され情報の近道でき、伝達速度が上がったという事です!
これが上達です!!

逆に使われない神経回路は退化します。
これはよく腕が鈍るといいますね。
話は戻りAさんとBさん、結局どちらが上達が早いでしょう?

答えはBさん😮
Bさんはギターを弾く時の神経回路を毎日使いますがAさんは使わない時間が長い為神経回路が退化します。
単純に練習量が多ければ良いということではありませんね。
これはタイムロスです。
よって毎日10分のAさんの方が上達が早いという事です。
そしてさらに練習量はそのままでニューロンを効率よく増やす方法。
それは睡眠💤

🔥細胞分裂は寝ている時に活発なります🔥
夜更かしは肌に悪いと言われるのもこれです。
よく寝る事で新しいニューロンができるスピードが早くなり上達も早くなります!
そして練習は朝よりも寝る前の方がいいでしょう。
これは僕の憶測ですが、ギターを弾く時に使うニューロンが1番活性化されている練習後に睡眠を取ればピンポイントで必要なニューロンが作られると考えるからです😊

以上、いかがでしたか?
とにかく毎日練習する事が近道です!
慣れてきたら15分、20分と1日の練習時間を増やしていけばさらに上達が早くなりますよ🔥

練習の時、今ニューロンが増えているなぁと考えてみてください!
なんとも言えない気分になります!!

忙しい方向けの練習法とその科学的解説でした。

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