昭和歌謡と僕 

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僕が昭和歌謡を特に熱心に聞いていた学生時代(2008年-2014年ごろ)を過ぎ、流行歌は時代とのキャッチボールという事に気づき、令和となった今は時代を受け入れ、昭和歌謡を語る事も(今はギターに人生を燃やしている事もあり)ほとんどなくなりました。

しかし昭和歌謡が何かの形で残って欲しいという思いは相変わらずあります。

 

2020年10月。作曲家の筒美京平先生がお亡くなりになりました。

残念なニュースですが、この事をきっかけに皆さんにもう一度昭和歌謡を見つめ直すきっかけにしていただければと思います。

昭和の歌謡界を支えた筒美京平先生へ心よりご冥福をお祈りします。

 

昭和歌謡と僕

現代、例えば今活躍されているアイドルや歌手の曲は誰が作詞をして、誰が作曲をして、編曲者は誰だなんて気にする事は普通ないでしょう。

僕も昭和歌謡を勉強し始めた頃もそうでした。

ただがむしゃらに昭和のヒット曲をTSUTAYAで毎週CD5枚レンタルし聴きあさる過程で、歌詞のクレジットを見るとよく同じ名前を目にする事に気づきます。

これが僕の、日本の歌謡界を支えた作家たちとの出会いです。

作詞家は阿久悠先生、松本隆先生、なかにし礼先生、橋本淳先生、廉珍化先生…

作編曲家は都倉俊一先生、川口真先生、萩田光雄先生、来生たかお先生、馬飼野俊一先生、馬飼野康二先生…そして筒美京平先生

 

昭和歌謡にはヒット曲の裏で活躍していた素晴らしい巨匠たちがいたのです。

歌手、アーティスト別に音楽を楽しむのが普通かもしれませんが、昭和歌謡はこういった作家別に聴くという楽しみがあります。

知っている曲でも作家を意識する事でまた違った聴き方が出来ます。

作家ごとに曲に特徴や癖がありとても面白いです。より深く昭和歌謡を理解する事もできるので、僕は必ず作詞家、作曲家、編曲者を確認します。

 

作家については、先日お亡くなりになられた筒美京平先生について掘り下げて行きたいと思います。長くなりますのでまた次回。

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